文字の式の難しい問題

 算数テストをしました。「文字の式」です。
 テストを事前に見ていませんでした。やってみると、教科書では教えてないようなタイプの問題も出ていました。

 次のことがらを式に表しましょう。
① 80mの針金からXm切り取った残りの長さ
② aLのジュースを5人で同じ量ずつ分けたときの1人分の量
③ 120円のペンをX本買って、1000円札を出したときのおつりの金額

 ③タイプをやってなかったのです。文章通りには書けません。120×X=1000とした子もいました。(正解は、1000-120×Xです。)
 Xに当てはまる数を求める次の式も難しかったです。

⑤ X÷4=36          ⑥ 63÷X=9

 X÷4=36は、X=36×4となります。÷4が右に移って×4にかわるわけです。そのため、63÷X=9をX=9×63にしてる子が何人もいました。
 63=9×Xとなり、交換の法則で、X×9=63だから、X=63÷9としなければいけなかったのです。(それでもこの手順は難しいです。)
 むしろ、「63を何で割ったら9になりますか。」と聞いた方が、答えを導き出せそうです。

(2011.9.12)