2学期が始まって、子どもたちはいろんな「ノー」をかかえてやってきます。
1)暑い教室で勉強したくない。
2)給食のエプロンを着たくない。
3)あの子とペアになりたくない。
4)作文書くのが面倒くさい。
5)宿題やりたくない。
『伝え方が9割』のノーをイエスに変える技術を使って、左のようなノーをイエスに変えてみましょう。イエスに変える3つのステップの1つめは、「自分の頭の中をそのままコトバにしない」です。
「1)暑い教室で勉強したくない。」→「暑くても我慢して勉強しなさい。」
ステップ2は「相手の頭の中を想像する」です。「勉強しないといけないのは分かってるけど、暑いのがとにかくいやだ。」ってところでしょう。
ステップ3は「相手のメリットと一致するお願いをつくる」です。お願いにちょっとひっかかると思いますが、今はスルーして下さい。
ここでメリットを考えるときに、イエスに変える7つの切り口を使います。
「切り口1 相手のすきなこと」
→「この時間がんばってたら5分早く休み時間にしてもいいよ。」
「切り口4 認められたい欲」
→「暑くても平気の人?(挙手した子に)我慢強くてえらい。暑くても我慢でき る子は脳幹が鍛えられて、賢くなるんだよ。」
(2013.8.31)