算数も下巻に入り、4年生の最大の難所「2けたの数でわる計算」になります。
金曜は、80÷20というような、両方の0を隠しただけで計算できるものです。
最初、80÷20=8÷2=4 というように書かそうと考えてました。
でも次のページを見て、上記のやり方はまちがいであることに気づいたのです。
次のページには、140÷30 というあまりの出るわり算が登場します。
140÷30=14÷3=4あまり2 となっては、あきらかにまちがいです。
140÷30=4あまり20 が正解だからです。
30が4つとれるのですから、30×4で120使います。140-120で、あまりは20となるのです。
140÷30を14÷3として考えていいのは、商をもとめるときだけです。
あまりを出すときは、元の数字に戻さないといけないのです。
小数のわり算で、わられる数とわる数の小数点を移動して計算しても、あまりを出すときは、小数点を戻さないといけないのと同じです。
でも不思議なものです。80÷20も8÷2も同じ答えになるので、=でつないでいいように思えるけれど、あまりの計算では成立しなくなります。
結果が同じだからといって、それを=でつなげないということです。
同じ百点でも=ではないのと、似ているのかもしれません。
(2013.9.28)