iPadを使って、テスト勉強できるように、3択クイズを作りたいです。
問題があり、選択肢をタッチし、誤答なら×、正解なら○が表示され、次の問題へ進むわけです。
この3択クイズをPowerPointで作る場合、次の課題が出てきます。
1)誤答の選択肢をタッチしたら、×のスライドへジャンプさせたい。
2)正答の選択肢をタッチしたら、○のスライドへジャンプさせたい。
3)それ以外の場所をタッチしても、次のスライドへ行かないようにしたい。
4)○のスライドへジャンプした後、スライドをタッチしたら、次の問題のスライドへジャンプするようにしたい。
1と2は、PowerPointの機能にあるハイパーリンクを使えば可能です。
4は、○の次のスライドが、次の問題であればいいだけです。
一番大きな課題は、3です。
PowerPointは、スライド画面のどこをタッチしても、次のスライドに行きます。 ここで逆転の発想をします。
次のスライドへ行かないようにするのではなく、同じスライドにジャンプさせればいいのです。
自分で思いついたわけではないのですが、解決編は明日へ。
(2014.9.21)
Microsoftが「PowerPoint でこんなこともできる! アイデア」と題したものをネットにアップしています。
その中に、三択問題の作り方があるのです。(作成手順をPDFでダウンロードできます。)
早速、作ってみました。最初は、手順の意味が分からなかったのですが、作っている内に、だんだん分かってきました。
1)全てのスライドの背景に図形を貼り付ける。
2)問題1のスライド内の「問題」「画像」「背景(図形)」に、挿入タブにある配パイーリンクを使って、問題1のスライドへジャンプするようにする。
3)正答の選択肢は「○」のスライドへ、誤答は「×」のスライドへリンクさせる。
4)「○」のスライドは「○」「背景」ともに、問題2のスライドへリンクさせる。
5)「×」のスライドは「×」「背景」ともに、問題1のスライドへリンクさせる。
あとは、2~4のくり返しで問題を増やしていけます。
背景全体に図形を貼り付けて、そこに同じスライドに戻るように、ハイパーリンクをつけるのがポイントでした。
DropboxでiPadに送り、Keynoteで使ってみると、ちゃんと使えました。
Keynoteだけで作れるかどうかは、まだ調べてません。
(2014.9.22)
タッチ式3択クイズに一工夫を加えました。
1)問題1を正解したら、他の選択肢が消え、「正解です」と表示される。
2)問題1を間違えたら、他の選択肢に×印がつき、「残念」と表示される。
3)「正解です」のスライドから、問題2へジャンプする。
4)「残念」のスライドから、問題11へジャンプする。
5)問題11を正解すれば問題1に戻り、まちがえればゲームオーバー画面に。
6)ゲームオーバー画面の「やり直す」をクリックして、問題1に戻る。
7)問題2も同様に、正解なら問題3へ、間違えると問題22へ。
8)問題22で正解すれば、問題2に戻れる。
9)以下、間違えた先の問題で間違えると、6のゲームオーバー画面へ。
10)問題10で正解すれば、クリア。
間違えた子の方が多くの問題を解くことになるのです。全部わざとまちがえれば、20問の問題を解けるわけです。
PowerPointで作ったものを前回のようにDropboxでiPadに送り、keynoteで見たところ、正解スライドからゲームオーバーのスライドへジャンプしてしまうのです。
複雑になると、ただしくkeynoteに反映されないのかもしれません。
(2014.9.23)