言葉の仲間分け

『小学校国語三年上』(学校図書)のP.22「言葉のいずみ1 言葉のなかま分け」を教えました。

① 連れ読み→一人読み。
② 板書:1 ものの名前
③「ものの名前を1分間で3つ以上書きましょう。」
④ 1分後。「3つ以上書けた人?」挙手。「合格です。」
⑤ 列指名。(2列指名。)
⑥「となりの人に聞いてもらったすわります。起立。」
⑦「おかしいのがあった人?」発表させ、正解かどうかを教師が言う。
⑧ 板書:2 ものの動き
⑨「ものの動きをあらわす言葉を1分間で3つ以上書きましょう。」
⑩ ④から⑦をする。(おかしいもので、ダンスとジャンプが出ました。英語で×。)
⑪ 板書:トッコ 走る
⑫「トッコと走るを使って、文を作ります。3つできたら持ってきなさい。」
⑬ 板書させ、発表。「まだ面白いのがある人?」で言わせる。
⑭ 板書:3 ようす
⑮「ようすをあらわす言葉を10個書いたら持ってきなさい。」
⑯ 全員板書させ、発表。
⑰ 黒板のようすをあらわす言葉に、座席順に子どもの名前をつけて、全員で言わせる。

 ⑫では、次のような文が出されました。

・走らないトッコ(山本)      ・トッコが人を走っておいかける(蔭山)
・トッコが走った。(生田)     ・走るのはトッコ(伊藤)
・トッコが走ってくる。(小田川)  ・トッコと走る。(高戸)
・トッコが走りさる。(小石)    ・トッコは走る。(三さか)
・トッコがさかを走る。(山田)   ・トッコは強く走る。(光田)
・トッコが走って来た。(おかべ)  ・トッコが走りまはる(山下)

 句点のないのは、指摘。山下くんの「まはる」は「まわる」ことを指摘。
 それ以外の子は、○をする。
 ⑮のようすの言葉は、「~い」で終わるのだけを選びました。ノートを見ていると、名詞や動詞を書いている子が多くいました。ようすは難しいようです。

さみしい・かなしい・うるさい・きもちいい・やさしい・こわい・楽しい・高い・楽しい・おもしろい・にがい・大きい・うれしい・しんどい・せまい・うつくしい・くらい・すっぱい・おもい・おいしい・こわい・やかましい・おいしい・まずい・軽い・うれしくない・かなしい・広い・くるしい

 名前をつけて呼ばれた子は、はずかしそうな嬉しそうな顔をしていました。

(2007.5.7)