兵庫合宿の向山洋一氏の講座の中で、「夏休みの作品を返す場面」の話があった。
向山氏は、システムとして、どう処理したらいいか語ったのである。
聞いた方法をまとめてみると、
①夏休みにあったことを前で話す。(1人1分程度)
②話をする時は、モノを見せながら話すのがいい。
③夏休みの作品をもって、話すのがいい。
④子どもが発表してる間に、教師はミニの色画用紙に、作品に対するコメントを書いて、その場で、子どもに渡す。
「その場でやっちゃうのがいい」と言われる向山氏。わざわざ夏休みの作品を見る時間をとらない、ということだ。
ただ、夏休みにあったことの発表をいつするのか、向山氏は言われなかった。
始業式はあわただしくて時間がないだろうから、2日目だろうか。
また、夏休みの作品がない子は、どうしたらいいのか。
向山氏は、法則化論文ならば、追試するための細かい部分が抜けてることを指摘するのだが、口頭だと、ずいぶん省略して話される。こっちで考えるしかない。
(1998.8.29)