常に関わる

 福井セミナーで、心に残った言葉をいくつか紹介します。

 子どもは、裏側に家庭事情をかかえている。
 叱るだけでは、その子は癒されない。
 癒されない子は、幸せな子をターゲットにする。 (舘野健三氏)

「いろんな問題があって当然!」とも、舘野先生は言います。
 そして、それらの問題を何とかしていくのが、教師の仕事なのです。

 一番大事なのは、列指名。
 常にかかわる。しかし、深入りしない。       (吉田高志氏)

 問題を出し、ノートに書かせ、列指名で発表させていくそうです。
 言えない子、言わない子がいても、「はい、次!」と全員同じように「はい、次!」と言っていくそうです。
「勉強なんか、やるもんか」という姿勢の子にも、とりあえず、他の子と同じように列指名で当てるそうです。(追試してみたい。)

(2000.8.11)