8月10日にあった奈良の「授業秘伝」伝授セミナーを紹介します。
野口芳宏氏「硬派の授業論」
子どもの不備・不足・不十分、そして抵抗と限界、そこを教えると、基礎・基本が身に付く。
ただ、教師が理想的な状態がわからないと、何を教えたらいいかわからなくなってしまいます。
「教師が解をしっかり持ってることが大切」と、野口先生は力説していました。
手をあげてない3人に気付かないということは、「なんだ、おれなんて関係ないんだな。」と子どもに思わせているようなものだ。
○か×かどちらかに手をあげさせるような時、どちらにもあげない状態を放っておいてはいけないのです。
あげてない子を見つけるのは、教師の厳しさであり、それ以上に優しさでもあるのです。厳しくも優しくもない教師ではありたくない。
(2000.8.12)