9月15日の月

 大森修先生は、次の短歌を使って、授業をされました。

月月に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月

「一文字目の「月」と同じ意味の「月」は、どれですか。」
というような問いを大森先生は、されました。
 最後の2つの「月」は、解釈が分かれるかもしれませんね。
 大森先生は、いろんな月を教えてくれました。

《9月15日の満月の別の言い方》
①藤原道長の歌に出てくる月…望月 ②十五夜の月 ③中秋の名月
・満月から1日後の月…十六夜の月
・満月から2日後の月…十七夜の月(立待ちの月)
・満月から3日後の月…十八夜の月(居待ちの月)
・満月から4日後の月…十九夜の月(寝待ちの月)

 立って、座って(居て)、寝るというのが、しゃれていますね。

(2001.8.11)