(長野・新潟)
小雨の中を歩きました。
雨飾山南峰の石仏のむこうに北峰が見えている
(2012・7・15)


早朝目を覚ますと、雨は降っていませんので、雨飾高原キャンプ場登山口へと車で急ぎます。
でも登山口に着いたら小雨がポツポツ・・・・・まあそのうちにやみそうな雨です。

宿で作ってもらったおにぎりを食べて、5時30分に歩き始めました。

この山は10年前に登っていますので、見覚えのある風景の中を歩きます。(前回の山行はこちら
木道の登山道が暫く続いて緩やかな上りの道を行きますと、ブナ平に着きました。
ここからブナ林が広がっています。

このあたりのブナはどれも巨木で、特に幹が立派なブナの木がありました。
それがこれです。

ブナの幹 まるで袴のようだ 見上げるとみごとな巨木

まるで袴か、スカートのようで、見上げるとずっと上に葉っぱがあって、綺麗な枝ぶりを見せています。
やまよはこのブナの木に魅せられてしまいました。


荒菅沢が近づいて、雪渓が見えて来ました。
清流のポイント荒菅沢は、今回は雪の下でした。
この雪渓の上で休憩するととても涼しかったです。

それからの登りは急坂が続きました。
ひたすら頑張りまして、笹平に着くと山頂はもう目の前です。

荒菅沢は雪渓になっていた 笹平から雨飾山を望む

山頂は双耳峰になっています。
まず三角点のある北峰に行って休憩しました。

そんなに広くはありませんが、10人位の登山者がいました。

下山の前に南峰へ行ってみました。
ここには4体の石仏と1つの祠が並んでおり、石仏の足元にはイブキジャキウソウの花が
咲いていました。
ほっこりとした気持ちになれました。

それから下山ですが、次々と登ってくる人の列です。
今日は連休とあって、人が多いです。譲り合いながら下りました。

三角点のある北峰山頂 石仏の並んだ南峰山頂
 ←山頂に咲いていたイブキジャコウソウ

小雨は降ったり止んだりしていましたが、ほんとに困ったのは虫でした。
この時期は多いですが、特に早朝は多いです。
虫除けスプレーも使い果たしましたが、それでもブヨにやられました。
以前、苗場山で顔半分腫れてお岩さんになった時よりはましでしたが。

ネットを装着した人も数人見かけました。
やまよにも絶対必要です。

山を下りてから宿に帰り、温泉に浸かって疲れを癒します。
これが一番嬉しいひとときです。

虫さされにも湯治が効くのではないかと、さされたおでこにお湯をたっぷりかけて、山帰りの人と
笑い合いました。

雨飾高原キャンプ場(5:30)→ブナ平(6:40)→荒菅沢(7:30)→笹平(9:40)→(10:05)雨飾山(10:30)→
雨飾高原キャンプ場(14:30)


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