明治政府のやってきたことを年月日で並び替えてみました。
ホームページの維新年表で検索しながら調べました。
「幕末・維新期年表」http://www.netlaputa.ne.jp/~kitsch/isin/isin.htm
1868年
3/14 五箇条の御誓文
3/15【五ぼうの掲示】…1日違いで出された2つを比べさせる。
1869年
1/14【版籍奉還】大名が治めていた領地と領民を天皇に返させた。
8/9【電信の開通】電信が開通される。
1870年
9/19 平民に名字を許す。
1871年
7/14【廃藩置県】藩を廃止し県や府とし、政府の役人(知事)を県に派遣。
…県名と県庁所在地が違う所は幕府側についたところ。反乱なし。
8/23 結婚の自由を認める。
8/28 解放令…穢多・非人も平民となる。
8/28【四民平等】身分のきまりを廃止した。
12/5【郵便制度】全国どこへでも同じ料金で配達できる。
1872年
1/29 天皇の一族を華族、武士を士族、農民や町人を平民とする。
5/7【鉄道の開通】新橋~横浜間に鉄道が開通される。
8/3 全国に小学校設立。
職業選択の自由を認める。…工場で働かせるため。
10/4【官営工場】官営として富岡製糸場が建てられる。(富国強兵政策)
11/9【太陽暦を採用】太陽の運行を基準として定めた暦。1週間7日。
1873年
1/10【徴兵令】20才以上の男子に軍隊に入ることを義務づける。
7/28【地租改正】土地のねだんを基準に地租という税を定める。
…地租改正反対一揆起こる。3%→2.5%に。
1876年、士族の刀禁止(廃刀令) 士族の給料廃止
…1877年 西南戦争が起こる。
教科書は、起こった順ではなく、同じ分類のことをまとめて書いています。
そのため、その政策が何のために作られているか読み取りにくいのです。
例えば、職業選択の自由が決められたのは、なぜでしょうか。
これは、その後に出てくる政策を見ればいいのです。官営工場の設立です。官営工場で働かせるために、職業選択を自由にさせたのです。
(2007.10.10)