日露戦争に勝ったのはなぜ

 Tossランド№1143303小林義典「日露戦争(日本海大海戦)」のWEBワークも使いながら授業していきます。

①WEBワークの最初の画像を見せる。写真の真ん中が誰かを当てさせる。
②板書:東郷平八郎(1847~1934年)
③WEBワークを見せ、日本がなぜロシアと戦わないといけなくなったのかを示す。
④あなたがこの時代の日本人なら、ロシアとの戦争に賛成しますか、反対しますか。
⑤反対した一人として与謝野晶子を紹介し、教科書の歌も読ませる。
⑥板書:与謝野晶子(1878~1942年)
⑦教科書の戦死者の数も確認させる。戦争に反対した人は少なかったことも教える。
⑧WEBワークで、「日露戦争が始まる」を見せ、戦争の結果を確認する。
⑨「日本がロシアに勝てたのは、なぜでしょうか。その理由を予想したり、調べたりして、ノートに3つ書いたら持ってきなさい。」
 板書させ発表。問答。
⑩WEBワークを見せながら、日本がロシアに勝てた理由を語っていく。
⑪WEBワークで東郷ビールを見せ、なぜフィンランドで作られたかを考えさせる。
⑫日露戦争後の話もする。日比谷焼き打ち事件など。
⑬教科書P.88を連れ読み。
⑭板書:1910年 韓国併合…朝鮮を植民地とする。

 ④で手を挙げさせると、賛成が多数、反対が6人でした。
 ⑨日本がロシアに勝てた理由の予想として、次のものが出されました。

・神風がおきたから。(乾)→前は何の時?「元寇」残念ながら神風は吹きません。
・他の国にたのんで戦ったから(田中)→どこの国?「……」
・日本の海軍がロシアの海軍にかったから。(藤本)→海軍が負けたらやばかった?
・あんさつしたから(中)→誰を?「全員」それは暗殺とは言いません。
・武器が強かったから。(浮島)→日本は下瀬火薬というのを発明しました。
・作戦がうまくいったから。(荒田)→どんな作戦?「……」
・イギリスと同盟を結んだから(奥原)→これは重要なことだね。
・ぶきをいっぱいもっていたから(神谷)→工場を造って、たくさん武器を造った。
・一番えらい人をたおしたから(宮田)→首相は遠いところにいます。
・運がよかったから(舩倉)→これはそうかもしれないね。
・ロシアが日本にかてると思ってゆだんしてたから(早川)→なるほど。
・ぶきなどをもらっていたから(小島)→これはその通りです。
・東郷平八郎の指揮する艦隊がロシア艦隊を破ったから。(久田)
・1人に2人ぐらいいったから。(石田)→ロシアの方が多いんじゃない。
・清から得た賠償金で軍備を増強したから。(阿河)→よく調べましたね。
・ちっちゃいから金玉をパンチする(三宅)→相手の弱点をつくということだね。
・東郷平八郎がかしこくさくせんをたてるのがうまかったから。(上田)

(2007.10.26)