- ガソリンや灯油等の危険物は、科学技術や、産業、経済の発展に欠かせない存在となっています。しかしながら、危険物を原因とし、火災や流出事故が発生する等、重大な災害につながっていることから、危険物取扱者の社会的責任はますます重要になっています。
危険物取扱者には甲種、乙種、丙種の3種類があります。甲種危険物取扱者は全類の危険物を、乙種危険物取扱者は指定の類の危険物について、取扱い貯蔵と定期点検、保安監督ができます。また甲種もしくは乙種危険物取扱者が立ち会うことで、危険物取扱者免状を有していない者も、取扱い貯蔵と定期点検を行うことができます。丙種危険物取扱者は、特定の危険物(ガソリン、灯油、軽油、重油など)に限り、取扱い貯蔵と定期点検ができます。
乙種第四類危険物は、施設数、取扱数量も非常に多く、優秀な危険物取扱者による適切な安全管理が必要となります。したがって、乙種第四類危険物取扱者試験では、下記の3科目にまたがり幅広い知識が要求されます。
- ・「危険物に関する法令」
・「基礎的な物理学及び基礎的な化学」
・「危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法」
そこで、乙種第四類危険物取扱者国家試験の受験準備を進めておられる方のために、イラストを交えて分かり易い内容とすることを心掛けながら、パワーポイントにて講義用教材(事例)として纏めています。ご興味がおありの方は、事例をご覧ください。
なお、教材の掲載につきましては、順次進めていますので、ご期待下さい。
また、例題や模擬試験問題につきましては、既に掲載していますので、あわせてご活用下さい。
最後に、みなさんが、乙種第四類危険物取扱者国家試験に合格され、ご活躍されますことをお祈り申し上げます。